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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 子どもたちの力   

総合政策学部 国際政策文化学科 2年 前田麻希

今回の昭島子ども放送局に、私はTA(Teaching Assistant)として参加した。TAとは、子どもたちが映像制作をするサポート役を担っている。TA初挑戦の私にとっては、何をやるのか、どのように子どもたちに教えるのかイメージできておらず、全てが手探り状態だった。

昨年の産業まつりの映像を参考に、自分なりの構成表を練って、準備は万全に整えた。しかし、あくまで実際は本番にかかっていたため、当日は色々と困難尽くしだった。

主役は「子どもたち」であり、私たちはあくまでもサポート役である。そのため、撮影当日の祭りの様子を伺いながら子どもたちと話し合い、演出や構成を即座に練り直した。そして、取材者に撮影許可を頂き、取材項目を確認してから撮影に臨んだ。これらの作業を繰り返しているうちに、かなりの時間を費やしてしまい、効率的に撮影が進まなかった。私たちTAは、子どもたちと取材相手との意の思疎通をスムーズに図ることが重要である。しかし、自分が相手に何を伝えたいのか、相手から何を聞きたいのか、言葉のキャッチボールをこなすのは想像以上に難しく、自分の中で、もどかしい気持ちが膨れていった。

そのせいもあり、私自身が焦ってしまい、戸惑うことが多々あった。しかし、そのような時には、先輩たちがすかさず私のフォローをしてくださり、最終的には無事に撮影を終えることができた。

帰路に着き、産業まつりで撮影したビデオテープを確認した。きちんと撮れているか、ひとつの作品にすることができるのか、様々な不安を抱きながら子どもたちのインタビューの様子を確認していたはずなのに、気づけば自分も一視聴者として、画面のなかにいる子どもたちの表情やリアクションに魅了されていた。その日ずっと抱えていた私の不安と疲労を、一気に吹き飛ばしてくれたのである。純粋無垢な子どもたちには、そんな不思議な力が備わっているのだと感じた。

今回のTAを通して、伝えることや教えることの難しさを痛感した。また、私が困り果てた時に支えてくれた先輩、笑顔を絶やすことなく撮影に臨んでくれた子どもたち、そして色々と協力してくれたゼミの仲間には、感謝してもしきれない。

私だけでは、もちろん「子ども放送局」は作ることができない。子どもがいて、仲間がいたからこそ、今回のプロジェクトは成功したのだ。

今回の活動で、改めて仲間の大切さを感じることができた。これが、私がTAをした意義であると思う。
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by tamatanweb | 2008-01-01 00:00 | 昭島子ども放送局

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 つながり   

総合政策学部 政策科学科 2年 望月悠美

これは、FLP松野良一ゼミで「多摩探検隊」の制作と共に行なっているプロジェクトである。小中学生が自分の住む街を紹介し、地域の魅力を再発見しようというものだ。子どもたち自身が撮影やレポート、インタビューを行なっており、私たち大学生はそのサポートをしている。この活動は二〇〇三年から始まり、今年で五年目となった。毎年、七月には福井県高浜町で、二月と十一月には東京都昭島市で活動を行なっている。

毎年、「昭島子ども放送局」の第一回目は、昭島市で行われる「昭島市産業まつり」をレポートすることになっている。今年で三年目となり、毎年出店や催しにあまり変化のない祭りをレポートするため、VTRはマンネリ化してきている。「どうしたら、今年らしさをだせるか」。長年続いてきたプロジェクトだからこそ、出てくる悩みだった。

「今年らしさ」を見つけるため、昭島市役所に産業まつりについて詳しい話を聞きに行った。担当である産業振興課の内野さんは第一回目の子ども放送局のときからお世話になっている方である。話の途中「○○さんはお元気ですか」と、今は社会人として活躍されているゼミの一期生の名前が出てきた。私も名前を知っているだけで、直接はお会いしたことのない先輩である。私の目の前にいる内野さんは、子ども放送局の始まりを知っている。私よりもずっと昔から子ども放送局を知っているのだ。そう思うと、なんだか不思議な感じがした。

私が「子ども放送局」といって市役所を訪れて、親切にお話を聞いて下さるのも、先輩方の残した功績があるからである。プロジェクトを始めるにあたって、市役所や学校に活動を理解してもらうためにどれだけ大変だったか、と思うと、私のやっていることなんてどれだけ楽なのだろうかと思えてくる。「今年の子ども放送局ですが・・・」と恒例行事のように小学校に連絡することができるのも、先輩達がプロジェクトとして成功させ、認められたからなのだ。

できあがったVTRの上映会で校長先生が、「最初はお互いが手探りの状態でした。しかし、今年で四年目となり、プロジェクトとして完成し、今回はとても安心して見られました」とおっしゃってくれた。第一回目から子ども放送局の成長を見てこられた校長先生からの言葉はとても重みがあり、温かかった。目の前だけを見てひたすらに走ってきた私は、プロジェクトの大きさを改めて実感した。

「昔」があるから「今」がある。「先輩」がいるから「私たち」がいる。今回の昭島子ども放送局の活動を通じて、その「つながり」の強さを感じることができた。
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by tamatanweb | 2008-01-01 00:00 | 昭島子ども放送局